TISの地域医療情報連携サービス「ヘルスケアパスポート」の検査値を電子お薬手帳「ポケットファーマシー」へ連携

〜電子お薬手帳上での検査値閲覧により、薬局でのより適切な服薬指導が可能に〜

 TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、地域医療情報連携サービス「ヘルスケアパスポート」に、株式会社メディカルフロント(本社:東京都新宿区、代表取締役:島崎 肇、以下:メディカルフロント)の電子お薬手帳「ポケットファーマシー」との検査値連携機能を追加したことを発表します。

 またこの連携による最初の事例として、情報共有に同意いただいた患者の千葉大学医学部附属病院での検査値がポケットファーマシーを通じて千葉県内の一部のイオン薬局(イオンリテール株式会社は249店舗を運営)店頭で閲覧することができるようになります。

 「ヘルスケアパスポート」は、地域医療情報連携システムに参加する医療機関同士で生活者の医療・健康情報の共有や、それに伴う生活者からの情報提供の同意や利用停止の申請などを電子的に処理できるクラウドサービスです。生活者はスマートフォンで医療機関から提供された自身の情報を確認したり、情報共有の意思表示(オプトイン)をすることができます。

 「ポケットファーマシー」は、スマートフォンやパソコン等でご自身やご家族の服薬情報を管理できる電子版お薬手帳です。健康情報を記録するセルフケア機能も備え、薬局には患者へメッセージ送信ができる服薬フォロー機能や調剤情報のバックアップ機能等を提供しています。情報はすべてクラウドサーバに保管され、一元的・継続的な服薬管理及び健康管理をサポートします。

■本機能連携のポイント:診療・服薬記録が生活者の手元に集約

 本機能連携により、以下のことを実現します。

●検査値を「ポケットファーマシー」で閲覧でき、服薬指導への活用が可能に

 生活者による情報共有の意思表示と併せて「ヘルスケアパスポート」で管理されている検査値は、自動連携により「ポケットファーマシー」でも閲覧可能となります。これにより「ポケットファーマシー」を利用いただく薬局においては、該当患者の検査値をデータで閲覧しながら、より適切な服薬指導への活用が期待できます。

●検査値の記録を時系列・グラフ化でき、患者の体調変化を可視化

 「ポケットファーマシー」に連携される検査値の記録は時系列・グラフで参照することができ、患者の体調変化の推移を見ていくことで、有害事象の発生する兆候を見極め、「副作用の回避」、「過量投与の回避」、「禁忌症例への投与回避」、「適切な疑義照会」に役立てられます。

●患者自身の記録した情報も閲覧でき、患者に合わせた服薬指導が可能に

 患者自身が「ポケットファーマシー」に記録した服薬記録や血圧等のバイタル情報、既往歴、副作用情報、アレルギー情報、OTC医薬品の購入情報も薬局から参照でき、一人ひとりの患者の状況に合わせた服薬フォローが可能となります。

●医療機関と薬局の情報連携をサポート

 服薬情報や検査値情報、日々のバイタル情報による多角的な視点での服薬ケアは、疑義照会の精度を上げ、医療機関と薬局の連携を密にします。

 TISは本連携を皮切りに、他事業者様が提供する電子お薬手帳との連携もさらに強化していきます。そして、より安心でより便利に利用・相談できる薬局の体制構築を支援し、ICTによる患者を中心とした薬物療法の実現に寄与します。

 ※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/632284/01_202205161357.pdf