HPE、AIをPoCの段階から実運用へ加速する大規模な開発とトレーニングのためのターンキーソリューションの提供を開始

新しいHPE Machine Learning Development Systemはモデルの構築とトレーニングの複雑さを排除し、コストを軽減、インサイトを得るまでの時間を数週間から数日に短縮

 ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード合同会社 本社:東京都江東区、代表執行役員社長:望月 弘一)は本日、大規模な機械学習モデルを容易に構築、トレーニングするためのターンキーソリューションである、HPE Machine Learning Development Systemの提供開始を発表します。AI開発のための本ソリューションは、機械学習ソフトウェア基盤、コンピュート、アクセラレータ、ネットワーキングを統合したエンドツーエンドソリューションで、より高精度なAIモデルを迅速かつ大規模に開発・トレーニングすることを可能にします。

 HPEは、2021年6月にオープンソースのAIトレーニング基盤を手掛けるDetermined AI社を買収し、HPEの世界をリードするHPC&AIのソリューションと組み合わせて提供する戦略的投資を発表しました。HPE Machine Learning Development Systemは、この取り組みを結実したAIに特化したソリューションです。AIトレーニング基盤は、HPE Machine Learning Development Environmentという名称で、HPE Machine Learning Development Systemに含まれ、機械学習モデルの構築とトレーニングに利用することで、成果を得るまでにかかっていた数週間あるいは数カ月を、数日に短縮することができます。

 早期の採用事例として、ドイツのAIスタートアップ企業であるAleph Alpha社があります。同社は自然言語処理(NLP)およびコンピュータービジョンで構成されるマルチモーダルAIのトレーニングにHPE Machine Learning Development Systemを採用しました。5カ国語の画像とテキスト処理と、人間とほぼ同等の文脈理解を組み合わせることで、モデルはAIの新境地を切り拓き、あらゆる言語や画像処理の変革的なユースケースを促進しています。ユースケースとしては、AIアシスタントによる複雑な文章の作成、知見のより高度な要約、何百もの文書から極めて特殊な情報の検索、会話文脈での専門知識の活用などが挙げられます。

 HPE Machine Learning Development Systemを採用したことで、Aleph Alpha社のシステムは速やかに起動し、数百のGPUを組み合わせ、記録的な速さで効率的な学習を開始しました。

 Aleph Alpha社 創業者兼CEOであるジョナス・アンドルリス(Jonas Andrulis)氏は次のように述べています。

 「HPE Machine Learning Development Systemを採用することで、驚異的な効率と150テラフロップスを超えるパフォーマンスが得られています。システムはすぐに起動し、数週間ではなく、数時間でモデルのトレーニングを開始しました。私たちの継続的な研究と組み合わせた膨大なワークロードを実行するにあたって、運用と監視のための統合ソリューションに頼ることができることは、大きな意義があります。」

 HPEのHPC&AI事業のエグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるジャスティン・ホタード(Justin Hotard)は、次のように述べています。

 「多くの企業が自社の製品やサービスの差別化を狙ってAIおよび機械学習を取り入れようとしていますが、高精度のAIモデルを大規模に構築してトレーニングするために必要な基盤を設定する際の複雑さに直面します。HPE Machine Learning Development Systemは、当社の実績ある深層学習用エンドツーエンドHPCソリューションと革新的な機械学習ソフトウェア基盤を1つのシステムに統合し、AIによる価値と成果を得る時間を加速させる、高性能のターンキーソリューションを提供します。」

 ※以下は添付リリースを参照

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添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/633046/01_202205251719.pdf