学生個人の最適な学びと新しい教育手法の提供に向けた仮想空間授業の実証実験を実施

 日本電気株式会社(注1、以下 NEC)と学校法人電子学園情報経営イノベーション専門職大学(注2、以下 iU)は、学生個人ごとの最適な学びと新しい教育手法の提供に向けて、iUのラーニング・アナリティクス(注3)研究と、NECが保有するXR技術および「NEC感情分析ソリューション(注4)」を活用した、仮想空間授業の実証実験を実施しました。

 今後、両者はさらなる実証を重ね、実証で取得したデータから学生個人の傾向を分析し、教員が行う学生指導や学生自身の主体的な学びを加速する仕組みに活用していきます。また、XR技術や高速大容量・低遅延な通信を実現するローカル5Gなど先進技術の活用によって学びの場所・機会を増やし、メタバース時代における新しい学び方の提供を目指していきます。

■背景

 高等教育機関において「主体的・対話的で深い学び」に関する実践が広がっています。特に大学の学士課程教育では,知識伝達に重きを置く受動的な学修形態から、教員と学生が対話し知的に成長する場を作り、学生が主体的に問題を発見し、解を見出していく能動的学修(アクティブ・ラーニング) (注5)への転換が進められています。

 このような「主体的な学び」と「対話的な学び」から「深い学び」へつなげる教育実践の中で、学生が学習に対して興味をもって参画しているのか、対話にどの程度関与しているかなどを、迅速かつ定量的に把握し、指導に活用することができれば「主体的・対話的で深い学び」を支援することができます。

 「主体的な学び」と「対話的な学び」から「深い学び」へつなげる教育への転換は、新しい学習指導要領でも重視されており、高等教育機関だけでなく、初等中等教育機関等、幅広い教育現場において指導方法等を充実させていく必要があります。

■実証実験の概要

 本実証では、物理的な制約が少ない仮想空間において、論理的思考力・問題解決力・数量的スキル・情報リテラシー、およびコミュニケーションスキルなどの育成に焦点をおいた学生参加型授業を実施しました。装着デバイスから取得した行動データ、およびバイタルデータから感情の変化を分析し、学生個々の授業への集中度や興味を持ったポイントなどを確認しました。

 ※以下は添付リリースを参照

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添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/633279/01_202205301104.pdf