ケイデンス、モバイルデバイス向けシリコンの成功を加速するため、Armとの協業を拡大

●要旨:

 ・Arm Total Compute Solutions 2022(TCS22)およびケイデンス社のツールにより、テープアウトまでの効率的なパスを顧客に提供

 ・ケイデンスは、RTLからGDSへのデジタル設計フローを最適化し、Arm Cortex-A715およびCortex-X3 CPU、Mali-G715およびImmortalis-G715 GPUに対応する5nmおよび7nm RAKを提供し、設計者の市場投入の迅速化と結果の品質向上を実現

 ・ケイデンスの検証フローにより、検証スループットの向上と高度なソフトウェア・デバッグを実現

 ・TCS22の開発に、ケイデンスのデジタル設計フローと検証フローを使用

 ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社 米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下ケイデンス)は、6月28日(米国時間)、ケイデンスのデジタル/検証ツールとArm Cortex(R)-A715/Cortex-X3 CPU、Arm Mali(TM)-G715/Immortalis-G715 GPUを含む新しいArm(R)Total Compute Solutions 2022(TCS22)を使用し、モバイル機器のシリコン開発の加速に向けてArmとの協業を拡大したことを発表しました。

 ケイデンスは、この協業により、5nmおよび7nmノード向けの包括的なRTL to GDS デジタル設計フローのRapid Adoption Kits(RAK)を提供し、お客様が最適な電力、性能、面積(PPA)目標を達成し、生産性を改善できるよう支援します。さらに、ケイデンスは、Cortex-A715/Cortex-X3 CPU、およびMali-G715/Immortalis-G715 GPUベースのモバイル リファレンス プラットフォームを検証し、お客様の検証フローを飛躍的に向上します。

■Arm トータルコンピューティングソリューションに対応するケイデンスのデジタル設計フロー

 最新のArm TCS22を用いたSoCの開発に向けて最適化されたケイデンスの統合デジタル RTL-to-GDS RAKには、Cerebrus(TM)Intelligent Chip Explorer,Innovus(TM)Implementation System、Genus(TM)Synthesis Solution、Modus DFT Software Solution、Quantus(TM)Extraction Solution、Tempus(TM)Timing Signoff Solution and ECO Option、Voltus(TM)IC Power Integrity Solution、 Conformal(R)Equivalence Checking and Conformal Low Powerが含まれています。

 デジタル設計フローのRAKは、CPUとしてCortex-A715とCortex-X3、GPUとしてMali-G715とImmortalis-G715を搭載し、いくつかの重要な機能をユーザーに提供します。例えば、Cadence CerebrusのAIを活用したフロー最適化により、エンジニアの労力を軽減し、迅速かつ効率的にデザインに応じた設計クロージャを行うことができます。ケイデンスのiSpatialテクノロジーは、設計予測性の高い統合インプリメンテーションフローを提供し、最速のデザインクロージャーを実現します。また、RAKには革新的な階層設計フローが含まれており、大規模で高性能なCPUの設計ターンアラウンドタイムを向上することができます。デジタル設計フローに統合されているサインオフに向けたTempus ECOテクノロジーは、パスベース解析に基づく正確な最終デザインクロージャーを提供します。さらに、Innovus Implementation SystemとGenus(TM)Synthesis Solutionに組み込まれたアクティビティを考慮した電力最適化エンジンは、ダイナミックパワーの消費を大幅に削減し、お客様が低消費電力目標を達成することを可能にします。

 ※以下は添付リリースを参照

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添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/635447/01_202206291102.pdf