なぜ営業系の新人の満足度は他の部門に比べて低いのか

 「社会常識が通じない」「企業文化に合わせてくれない」「受け身ばかりで失敗を恐れる」――。少子高齢化の中、せっかく採用した虎の子の新人教育に悩む管理者は少なくない。しかしその一方で、新人たちも様々な形で頭を悩ませているのをご存じだろうか。

 ジャストシステムが、2019年4月に新卒として入社した男女の422人を対象に満足度や現在の困りごとなどに関する調査を実施。その結果、「顧客とどう話したらいいか分からない」「上司の教え方にばらつきがある」「売上がなかなか上がらない」など、現場の新人のリアルな悩みが、その結果から明らかになった。

 現在の仕事内容に対する満足度についての質問では、48.2%と約半数が満足していると回答(「とても満足している」と「満足している」の合計)。職種別で見ると、「企画系(商品 開発など)」が73.3%と最も高く、「事務・管理系(総務、経理など)」が60.2%、「専門系(公務員、アナウンサーなど)」が50.0%という結果になっている。

 気になるのは、「営業系(営業、営業推進など)」の満足度が相対的に低いことだ。42.0%という数字は「4割以上の満足度」と考えれば決して低くないように見えるが、今回の調査で設けた7つの職種区分の中では最低値となっている。

 仕事の満足度が低いということは、それだけ悩みが多いということだ。営業の具体的な困りごとのトップ5は、以下のようになっている(複数回答)。

 営業経験者なら、いずれも仕事の中で感じたことのある悩みではないだろうか。営業の仕事はとりわけ経験が重視されるので、「仕事の悩みは仕事の中で解決するしかない」とひたすら我慢と努力を重ねてきた人も少なくないはずだ。

 しかし「自身の経験則」を押し付けるだけでは、新人を成長させることは難しい。令和時代に、新人を大切な戦力として育成するには、どのようなマネジメントを行うべきなのだろうか。

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