新型コロナウイルス感染拡大により、これまで以上にテレワークやデジタルトランスフォーメーションの重要性が高まり、新しい働き方への模索が始まっている。その中でDXを実現する1つの手段としてRPAもさらなる注目を浴びているが、導入はしてみたものの思うように活用できず、全社活用に至っていないという話を聞くことが多い。
オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社 Professional Services シニアRPAプログラムマネージャーの渡部貴志氏は、「外出自粛などで在宅勤務する人が多くなり、我々のお客様も半数近くがテレワークに踏み切っています。RPAの開発が止まってしまうのではないかと心配していたのですが、実際は開発件数や我々のプロフェッショナルサービスへの依頼・問い合わせは以前よりも増えており、RPAはテレワークに向いていると感じています」と話す。
今後、大きく働き方や生活が変わっていくことが予想される中で、RPAはどのような貢献ができるのだろうか。また、RPAをスムーズに全社展開するコツと、それによるメリットについても、次ページから詳しく解説する。