十分に準備をしないまま急遽移行したテレワーク環境は、サイバー攻撃のターゲットにされやすいことに加え、社員の稼働状況が見えなくなることで増える業務用端末の私的利用や情報漏洩など、多くのリスクが潜在している。この課題を解決する手段として、システムログを一元管理し分析することが有効になる。ただ、ログは収集しているものの、常時吐き出される膨大かつ多様なログを統合するためには大変な労力が伴い、人手もないことから放置されたままというケースも珍しくない。手間やコストをかけることなく、効率的なログ活用を実現するための方策を考えてみる。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けたテレワーク急増に伴い、社員の自宅から社内ネットワークへのリモートアクセスの急増、Web会議やクラウドストレージ、Microsoft 365などのSaaS型アプリケーションの利用拡大など、システムの利用形態も激変している。

 しかし、テレワーク環境下で各社員がこれらのシステムやITツールをどのように利用しているのかをどこまで把握できているだろうか。緊急避難的にテレワークの体制整備を迫られ、事前の調査・検証を十分に行わないまま導入を急いだことから抜け漏れが発生し、セキュリティ面の潜在的なリスクを抱えている企業は少なくない。

 そうした中で安全性を高めるための有効な手立てとなるのが、さまざまなシステムログの収集と一元管理だ。ログを分析することで隠れたリスクを顕在化することが可能になる。

 しかし、ログは取っただけでは意味がない。常にその中身を監視していなければ、サイバー攻撃や不正行為の発生に気づくことはできないからだ。ただでさえログデータは膨大な量となり、しかも情報システム部門の管理者までもがテレワークに移行している中では、ログ管理にまでなかなか手が回らないという現実もある。

 実はこの課題をスマートに解決する方法がある。ログ管理・分析の経験の浅い担当者であっても、リモートからシステム全体の動向を、リアルタイムに近いスピード感で把握することが可能となるソリューションを紹介しよう。

アルプス システム インテグレーション株式会社
デジタルソリューション事業部
ソリューション営業課
道満 純子 氏
アルプス システム インテグレーション株式会社
デジタルソリューション事業部
クラウド基盤ソリューション課 課長
坂本 絵(さかもと かい)氏

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