働き方の変化に伴い、大きく変化したIT部門の役割

 結果的にコロナ禍は業務継続におけるデジタルテクノロジーの有効性を示す好機となった。これをきっかけに「オフィスでなければ仕事はできない」という考え方を見直し、テレワーク中心の業務スタイルを検討する企業も増えつつある。

 昨今はMicrosoft 365、G Suite、Boxなどをはじめとするクラウドサービスをビジネスで活用するケースも増えている。場所やデバイス、ネットワークに依存せず利用できるクラウドサービスはテレワークとの親和性も高い。

 しかし、テレワークによるメリットを実感する一方、新しい働き方を巡る課題も浮き彫りになった。社外での端末利用でどうやってセキュリティを確保するか。運用ルールや労務管理をどうするか。テレワーク中心の業務スタイルに移行するためには、看過できない課題である。

 従業員がオフィスと同じようにストレスなく快適かつセキュアに仕事をするそんな中、先進企業はコロナ禍にどのように対応したのか。そして浮き彫りになった課題をどう克服し、その先を見据えてどんなビジョンを描いているのか。

 ここでは、菓子メーカー大手のカルビー、クラウド・ホスティング大手のGMOグローバルサイン・ホールディングス、総合燃料商社のシナネンホールディングス、そしてITソリューションベンダーのインターネットイニシアティブ(以下、IIJ)のIT部門の取り組みを基に、デジタル時代の情報システム部が果たすべき役割と目指す方向性について考えてみたい。

※本コンテンツは2020年11月5日に開催されたセミナーのセッションの内容を基に、編集しています

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