変化が加速する時代―R&D部門を「事業」につなげる力が不可欠

 「日本のR&D部門に与えられている予算は、世界第3位とも言われており、着実な基礎研究と新しい技術創造に邁進する文化が根づいています。近年このR&D部門が、ビジネスチームと一体化し、お客様ドリブンで新しい価値を創造していこうという動きが活発化しています」

 こう話すのは、ストックマーク代表取締役CEO林 達氏だ。専門家集団として企業の屋台骨を支えてきたR&D部門が、技術開発だけでなく、しっかりと事業に貢献するR&Dに生まれ変わっていこうとしている、と林氏は説明する。

 「VUCA時代に突入する中で、製造業は今まさに新しい顧客提供価値の創造を目指し、市場ニーズをスピーディに汲み上げ、技術シーズと組み合わせて商品やサービスに反映しようとしています。 その主役になるべき存在が、自社のコア技術を知り尽くすR&D部門です」と林氏。

 そして、R&D部門が主役になるためには、お客様や競合、社会環境の変化といった情報を常に捉え、タイムロスなくビジネスに生かしていく瞬発力を持つことが大切だと、林氏は付け加える。「海外事例を含めた多くの定性情報から、この事例があるならこの適応が可能じゃないかというように、演繹的に物事を捉えていく思考が必要になってくると思います」

 同社が提供する「Anews」は、こうしたニーズに応えるために開発された。膨大な情報ソースをもとに、自然言語処理技術に優れたAIが学習・解析することで、ユーザーの興味に合致した質の高いニュースを配信する画期的なサービスである。既に村田製作所、LIXIL等、大手製造業のR&D部門で導入され、新製品や新規事業開発に活用されている。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。