これまで熟練者の経験とカンに頼ってきた農業に大きな変化が起きようとしている。スマホアプリで農家の行動データを収集し、AI(人工知能)による仮説検証を繰り返して、より合理的で効率的な農業を実現する壮大な挑戦が動き出す。仕掛けたのは創業130年の老舗企業、カクイチ。同社は目に見えない小さな泡「ナノバブル」を使って農薬を減らし、品質の高い農産物をより多く収穫することを支援。その製品提供事業を「農作業のデータと農家の知的情報を収集し、農業AIによって農家の行動変容を促す情報提供事業」へと発展させようとしている。形のないものを試行錯誤を繰り返して具現化する IBM Garage手法を採用し、仮説検証型AIで農業の未来を変えるカクイチとIBMの挑戦の軌跡を追う。

「農家の方全員が農業の達人になれるように情報を提供していくのが私たちの使命と考えています」(株式会社カクイチ 執行役員 事業戦略部 部長 鈴木琢巳氏)

→ 農薬を減らした生産性と付加価値の高い農業を実現。その取り組みとは

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