サービス産業/三品産業の競争力を高めるロボット導入
~鍵は業界協調とロボットフレンドリーな環境構築~

 サービス産業/三品産業では人手不足解消、生産性向上にむけてロボット活用(以下、サービスロボット)への期待が大きい。また、コロナショックにより非接触型の生活様式へのニーズが高まるなかで、サービスロボット活用の効果が高まりつつある。一方でサービス産業の現場における業務内容や業務環境は多様性に富み、またロボットのユーザー企業がロボットに精通していないことも多い。それゆえロボットへの過剰なカスタマイズ対応や機能要求が生じ、結果としてロボット導入の費用対効果を押し下げてしまい導入を阻害している実態がある。

 本講演では、サービスロボットの必要性や導入課題について検討事例を含めて紹介しながら、導入課題克服に向けた国家としての施策方向性や各企業としての取り組みの在り方を示す。

開催概要

日時7月21日(火) 14:30 - 17:00
会場オンライン
主催アーサー・ディ・リトル・ジャパン
定員200
協力日経クロステック Active
受講料無料
備考開催前日(7月20日)に登録されたE-mailアドレスにログインURLをお送りします。

プログラム


14:30-15:10

コロナショックも踏まえたサービスロボット普及の必要性と普及課題

アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 プリンシパル 有木 俊博

本講演の背景としてサービス産業や三品産業を取り巻くマクロトレンドや、サービスロボット活用の必要性を紹介する。特に、これまでサービスロボットが十分な普及に至らなかった構造的要因を示した上で、今後のWith/Afterコロナ時代におけるサービス産業の目指すべき取り組みの方向性を提示する。


15:15-15:55

ロボットフレンドリーな環境構築に向けた政策の方向性

経済産業省 産業機械課 ロボット政策室 課長補佐(総括) 福澤 秀典 氏

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 ロボット・AI部 専門調査員 竹葉 宏 氏

サービスロボットを社会に普及していくためには、ロボット自体の開発のみならず、ユーザー側の業務プロセスや施設環境をロボットフレンドリーな環境していくことが重要である。
個社にとどまらず様々なユーザー業界がロボットフレンドリーな環境に革新していくための政策の方向性を紹介するとともに、そのような革新に活用できる技術について紹介する。


16:00-16:40

国内食品製造企業における協調領域課題解決の具体的取組事例

キユーピー株式会社 生産本部 テクニカル・フェロー(兼)未来技術推進担当 次世代技術推進チーム
チームリーダー荻野 武 氏

キユーピーにおけるAI/ロボット等の新技術の適用の考え方と具体的な取組事例を紹介する。特に、これまで食品業界において、新技術の適用が困難であった構造的要因を示した上で、協調的な取り組みによりコストや使いやすさ等の導入障壁を克服した具体事例を紹介する。ユーザー企業がより手軽にロボットを活用できる姿の実現に向けた、現状の取組状況と今後の展望を示す。


16:45-17:00

ロボットに関わるプレイヤーの戦略検討上の押さえ所(本セミナーのラップアップ)

アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 マネージャー 出本 哲

本講演のラップアップとして、ユーザー企業やロボットベンダー企業が採るべき協調的取組のアプローチを示す。
特に、ユーザー企業がコロナ対策の観点も含む費用対効果の高い取り組みを実現する上での押さえ所を示す。