資料の紹介

 デジタル回路の信号が送信側から受信側に送られるときに信号が忠実に伝わることを表すシグナルインテグリティ(SI)は、電源電圧ラインが変化すると劣化しがちになるが、電源ラインの変化とSIとの関係は複雑でわかりにくい。また、出力回路で多数のデータを同時に出力したりすると電源ラインは影響を受ける。

 そこで、電源供給ネットワーク(PDN)とSIが相互作用しあう仕組みを考察し、相互作用の発生する状況を実例で示し、その相互作用を緩和させる方法を提案したのが、この資料である。ここでは、電圧レギュレータからプリント回路基板、さらにICパッケージ、そしてICチップに至るまでの等価回路をベースにして、PDNがSIに及ぼす影響を時間ドメインと周波数ドメインで解析している。周波数ドメイン解析は、どの周波数が影響されているのかがわかり、時間ドメインは高速で信号を送るときのアイダイヤグラムからSIの様子がわかる。

 本資料は、8/16ビット幅のDDR4を高速で動作させた場合の信号伝達を解析、SIに対するPDNの影響を検出し、低減するための指針を与えている。リターンパスにおけるビアやパッドの設計にも触れており、一読の価値がある。

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