資料の紹介

 目の前の好調に安住すれば、数年後、失注の山を見ることになる――。

 これが現在のSIビジネスの真の姿であると、専門家は指摘する。経済産業省の「DXレポート」が取り上げて話題となった「2025年の崖」。「DX(デジタルを活用した変革)に乗り遅れた企業はビジネスチャンスを大きく損なう」という内容は大きな衝撃をもたらし、これに伴って、産業界では基幹系を含むシステム刷新投資がさかんに行われている。

 だからSIビジネスは安泰、と考えるのは早合点だ。企業はDXを求めている。つまり、これからはシステムだけでなく、ビジネスのあり方を含めたDXの方法論自体を提案しなければならない時代になる。

 振り返ってみれば、システムを提供するSI企業自身のDXが進んでおらず、それも大手企業ほど古い「受注体質」「人月体質」で仕事を回しているとは言えないか。一方で、顧客企業とともにイノベーションを起こすような注目度も成長率も高いシステム開発に、スタートアップ企業が続々と参入している。ユーザー企業側もまた、彼らを躊躇なく採用し始めている。

 新しい時代に対応するには、例えば以下のような課題に明快な解答が必要になる。

●2020年以降の市場予測と、DXに舵を切るタイミング
●AI、アナリティクス、自動化…新技術への対応方法
●データセンター事業による収益に今後期待できるのか
●エンジニアの再教育「リ・スキル」の進め方
●オフショアを展開すべき主要対象国とその分析

 SIビジネスの課題とは何か。勝ち残るための未来戦略とは何か。本書は、360度にわたる綿密な課題分析と、戦略立案のための具体的針路を示した「DX攻略」の決定版である。

(※下部より抜粋版をダウンロードできます)

著者:桑津 浩太郎(野村総合研究所 研究理事 未来創発センター センター長)/A4変型判、304ページ/2019年10月8日発行/発行:日経BP
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