資料の紹介

 アフターコロナ時代では「非接触」が当たり前のことになる。家でも、街でも、商店でも、会社や工場や工事現場でも、感染拡大の原因となる「人との接触」を回避することが前提になる。非接触を前提にして、経済を成長させ、豊かで快適な暮らしを実現していくためには、何が必要か。アフターコロナ時代の成長をけん引する技術・ビジネスはどこにあるか――。

 日経BPの情報収集・分析サービス「日経TechFind」を使い、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連して、どのような話題に関心が集まっているかを調査した。その結果、(1)センシング(2)ロボット(3)自動運転(4)オンライン(遠隔)(5)デジタルトランスフォーメーション(DX)の5つの技術が浮かび上がってきた。これらに共通するのは、非接触を実現する上で、重要な役割を果たす技術であることだ。

 さらに、これら非接触の5大技術を取り巻く状況についても「日経TechFind」を使い調査した。注目すべき要素技術や製品・サービスなどのキーワード、有力な企業名を抽出し、非接触5大技術の状況を分析した。分析のまとめを以下に示す。

(1)センシング
  ……タッチレスの波、物流・運輸にも波及の兆し
(2)ロボット
  ……物流・工場に続き、建設業界の関心度が急上昇
(3)自動運転
  ……影響は自動車だけにあらず、技術開発は部品からシステムへ
(4)オンライン(遠隔)
  ……新型コロナで状況一変、業界で異なる関心事
(5) デジタルトランスフォーメーション(DX)
  ……導入待ったなし、実証実験や実践手法に関心

注目キーワード、有力企業の推移から分析

 この分析の基になったすべての調査結果は、資料「非接触テック アフターコロナ時代の新常識」(PDF)にまとめている。一例として、(1)センシングの有力企業の調査結果を下図に示す。本資料では5大技術のすべてについて、有力企業と注目キーワードの年次推移を紹介している。また、5大技術それぞれについて、関連の強い分野・業界を調査し、掲載した。

(★本ページ下部よりPDFのダウンロードが可能)

情報収集・分析サービス「日経TechFind」を使い、「センシング」「センサー」「カメラ」「非接触」に関連するキーワードが記載されている日経BPコンテンツを抽出。これらのコンテンツに登場する企業・団体名の出現頻度を調査し、2016~2020年の推移を示した(2020年は1~5月)。本図を含む資料「非接触テック アフターコロナ時代の新常識」(PDF)を本ページ下部よりダウンロード可能
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中長期戦略の策定や新規事業の企画立案に効果的

 本調査に用いた日経TechFindは、新技術のビジネスへの活用を見通すための情報収集・分析業務を効率化するオンラインサービスである。技術分野の多角的な調査を広い視野で、しかも省力化・短時間化しつつ実現できるのが最大の強み。日経BPの10万本を超える膨大な技術系コンテンツをはじめ、2000社を超える大手および上場企業、官公庁のプレスリリース、日本の政策ロードマップに関わる白書、企業や研究機関が保有する技術資産である特許、日本が政策的に支援している研究開発の情報といった信頼度の高い技術系の専門情報を、横断的かつ瞬時に収集できるのが特徴である。デジタル治療に限らず、今後のビジネスへの活用が見込まれる新技術のインパクトを客観的に捉えることが可能だ。事業戦略や新規事業の企画などに、ぜひ日経TechFindを役立てていただきたい。