資料の紹介

 地球温暖化の原因となるCO2の排出をゼロにする「脱炭素」。その切り札と目されているのが「水素」だ。水素は、化石燃料のようにCO2を排出することがない、クリーンなエネルギー源である。日本はこれまで、経済産業省などが主導し、水素産業の基本となる技術を広範囲に育ててきた。こうした活動の集大成ともいえる実証実験の成果が、ここに来て続々と登場している。

 しかし、水素の普及には多くの課題が横たわる。人類社会に深く根ざした化石燃料をベースとするエネルギーのサプライチェーンを一から作り直し、社会インフラを根本から変えるのは決して容易なことではない。今後、水素社会を構築していくためには、どのような取り組みや技術が求められるのか――。

サプライチェーン整備とコストダウンが鍵

 本調査では、日経BPの情報収集・分析サービス「日経TechFind」を使って、水素エネルギーや水素サプライチェーンに関するトレンドや最近の状況を調査した。それらの結果から、水素が注目を集める社会的背景や、市場のポテンシャル、水素を社会実装する上での課題についてまとめた。

 国内電力大手からは水素に対する消極的な声も聞こえるが、その一方で、世界は本気で水素の普及に取り組んでいる。本調査では、中国、欧州、米国、豪州(オーストラリア)、韓国といった海外の、水素社会構築に向けた動きも紹介している。

 今回の調査では、下記のような事項を調査・分析している。
●水素の課題と解決策……再エネ、蓄電池との組み合わせがポイント
●キーワードトレンドから見える傾向……新しい動きはどこにあるか?
●参入動向と注目技術……世界の動向、ゲームチェンジャーとなり得る技術は?

 これらの調査・分析結果は、資料「水素普及のシナリオ、脱炭素の切り札」(PDF)にまとめた。

(★本ページ下部よりPDFのダウンロードが可能)

日経クロステックにおける「水素」に関連するキーワードの推移
日経クロステックにおける「水素」に関連するキーワードの推移
情報収集・分析サービス「日経TechFind」を使い、「水素社会」と「水素エネルギー」の関連キーワードが記載されている日経BPコンテンツに登場するキーワードの出現頻度の推移を調査し、その結果を示した。本図を含む資料「水素普及のシナリオ、脱炭素の切り札」(PDF)を本ページ下部よりダウンロード可能
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中長期戦略の策定や新規事業の企画立案に効果的

 本調査に用いた日経TechFindは、新技術のビジネスへの活用を見通すための情報収集・分析業務を効率化するオンラインサービスである。技術分野の多角的な調査を広い視野で、しかも省力化・短時間化しつつ実現できるのが最大の強み。日経BPの10万本を超える膨大な技術系コンテンツをはじめ、2000社を超える大手および上場企業、官公庁のプレスリリース、日本の政策ロードマップに関わる白書、企業や研究機関が保有する技術資産である特許、日本が政策的に支援している研究開発の情報といった信頼度の高い技術系の専門情報を、横断的かつ瞬時に収集できるのが特徴である。今後のビジネスへの活用が見込まれる新技術のインパクトを客観的に捉えることが可能だ。事業戦略や新規事業の企画などに、ぜひ日経TechFindを役立てていただきたい。

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