資料の紹介

 新型コロナウイルスの感染拡大が終息した後、私たちの社会はどう変化していくだろうか。コロナ禍を受けて社会のデジタル化が加速しており、ポストコロナ時代にはいずれ、リアルとデジタルの主客が逆転することになりそうだ。私たちの行動事実が細かに記録される一方、デジタル社会ではフェイク(偽装)が一層容易になっていく。フェイクニュースやAI(人工知能)による成りすましは今後大きな課題となっていくだろう。

 そこで重要性を増すのが信頼・信用を確保するためのテクノロジーである。その周囲にはどんな新ビジネスの可能性があるか。信用がビジネスの勝敗を左右する世界に向けて、企業が備えるべきことは――。

AIに基づく「信用スコア」が企業や個人を格付け

 今回、日経BPの情報収集・分析サービス「日経TechFind」を使い、ポストコロナ時代に求められる信頼・信用を確保する技術のトレンドや取り組みの動向などを調査した。それらの結果を踏まえ、注目すべき技術や新ビジネスの可能性、企業が備えるべきことなどについて考察した。

 本調査では、キーワード「信用」が記載されている日経BPコンテンツを抽出、コンテンツに登場する関連キーワードの出現頻度と推移を調査した。その結果、「信用スコア」「電子商取引」「シェアリングサービス」の上昇傾向が目立ち、現在これらの分野での取り組みが盛んになっていることが読み取れた。また、技術としては、「AI」「アルゴリズム」「可視化」の他、「オープンデータ」の注目度が上昇傾向にあることが分かった。今後、これらを活用したサービス開発が進みそうだ。

 今回の調査では、他に下記のような事項をまとめている。
●ポストコロナ社会の変化・……クラウドコンピューティングの進化とあらゆる履歴の可視化により、人の価値観はどう変化するか?
●「信用」に及ぶ影響……組織や個人の真正性が疑わしくなる世界で、信用の有無は生活にどんな影響を与えるか?
●企業分析……信頼性が不安視されている企業や産業は?
●注目キーワード……信用スコアがもたらす「AI格付け社会」の姿とは?

 これらの調査・分析結果は、資料「ポストコロナの信頼・信用、フェイク(偽装)が自在なデジタル社会を暮らしやすく」(PDF)にまとめた。

(★本ページ下部よりPDFのダウンロードが可能)

情報収集・分析サービス「日経TechFind」を使い、キーワード「信用」が記載されている日経BPコンテンツを抽出、登場する関連キーワードの出現頻度の推移を調査し、その結果を示した。このグラフでは、2016年~2020年2月までの記事に頻出するキーワードの上位10ワードの推移を示している。本図を含む資料「ポストコロナの信頼・信用、フェイク(偽装)が自在なデジタル社会を暮らしやすく」(PDF)を本ページ下部よりダウンロード可能
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中長期戦略の策定や新規事業の企画立案に効果的

 本調査に用いた日経TechFindは、新技術のビジネスへの活用を見通すための情報収集・分析業務を効率化するオンラインサービスである。技術分野の多角的な調査を広い視野で、しかも省力化・短時間化しつつ実現できるのが最大の強み。日経BPの10万本を超える膨大な技術系コンテンツをはじめ、2000社を超える大手および上場企業、官公庁のプレスリリース、日本の政策ロードマップに関わる白書、企業や研究機関が保有する技術資産である特許、日本が政策的に支援している研究開発の情報といった信頼度の高い技術系の専門情報を、横断的かつ瞬時に収集できるのが特徴である。今後のビジネスへの活用が見込まれる新技術のインパクトを客観的に捉えることが可能だ。事業戦略や新規事業の企画などに、ぜひ日経TechFindを役立てていただきたい。

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