資料の紹介
コロナ禍で宿泊施設などの稼働率が大幅に下がるなか、星野リゾートでは、全社的な対策の一環として、システム部門もコスト最適化を敢行した。クラウド利用費を29%削減、浮いた予算でウィズコロナを意識したサービスをスピード開発。ニューノーマル時代にいち早く対応した宿泊施設として評価されている。
2020年に同社は、18カ月におよぶ非常時対応の計画を策定した。事態が収束すれば旅行需要は反動で大爆発すると予想し、それまでの間、資産と人材を維持してコロナ禍で実施すべきことを優先する方針を打ち出したのだ。システム部門では4つのポイントに絞ってコストカットを推進。外部のコンサルティングも利用して改善を重ねた。
本資料では、星野リゾートのシステム部門がいかにして、クラウドのコストを削減し、その分をサービス開発に振り向け、ビジネスの加速につなげているかについて、詳しく紹介する。社会のニーズをとらえて三密対策につながるIoTサービスを開発したほか、現場や経営陣から出た企画のスピード実現を目指し、内製化にも注力している。