資料の紹介
IoTの普及が進み、オープンなネットワーク技術が工事現場にも拡大している。その中で、商用ネットワークに使われてきたEthernetが産業用としてFA(Factory Automation)分野にも導入が進んでいる。さらにPoE(Power over Ethernet)を利用し、一つのケーブルでデータ通信と電力供給を同時に行うケースが増えてきた。
このような状況から、10Gまでの配線試験と同時にスイッチポート情報取得やPoE実負荷試験、ネットワークの疎通試験なども行いたいというニーズが高まっている。ネットワーク障害のトラブルシューティング用のケーブルテスターには様々な種類がある。しかも、その種類は増えている。目的に応じて適切なケーブルテスターを選択するのは容易ではない。そのためには、LAN配線とその試験の基礎を理解しておく必要がある。
本資料は、LAN配線とその試験の基礎知識についてまとめた解説書である。使用目的に応じたケーブルテスターの選択指針についても分かりやすく説明している。さらに、様々なケーブルテスターの、製品タイプごとの特徴や使用方法についても詳しく書かれている。