資料の紹介
働き方改革のカギを握るテレワーク。その利点は、コスト削減や生産性向上にとどまらず、自然災害やパンデミック時の事業継続、さらには優秀な人材の確保などでも重要な役割を果たすようになるだろう。しかし、きちんとしたテレワーク環境を整備するには相応の投資を伴う。このため、導入の目的や得られる効果を明確にしておく必要がある。
例えば、拠点内のネットワーク環境をどのように整備するのか、外部からのアクセスはどうコントロールするのか、クラウドストレージに保管するファイルはどのように扱うのか。情報流出や消失のリスク、トラブルが発生した場合の対応についても、技術・ルールの両面から十分に検討しておかねばならない。複数のベンダーが関わるシステムの場合は、障害の切り分けや処置も複雑になりやすいため、一元的なサポートが受けられるようにしておくことが望ましい。
本資料は、テレワーク導入時の参考にしたい、データ取り扱いガイドである。ネットワーク整備とデータの取り扱いについて、基本的な用語の解説から、メリットとリスク、押さえておきたいポイントまで、図を交えてわかりやすく解説する。