資料の紹介

 サイバー犯罪による被害が深刻さを増している。もはや、犯罪というよりも、地震や台風、水害など広範囲に深刻な被害を与える災害レベルだ。地震大国の日本では、震災はいつか必ず起こるものとして備えておかなければならない。セキュリティ被害も同様に考えるべきだろう。

 これまで多くのPCでは、ウイルス対策ソフトがあれば比較的安全と考えられてきた。ウイルス対策ソフトは不審なファイルやプログラムを見つけ出し、動作させない仕組みを持つ。しかし、コンテンツを悪用した攻撃が巧妙化している現在、ウイルス対策ソフトだけでは心もとない。では、セキュリティ被害に遭わない、あるいは大規模な損害を受けないように必要なことは何なのか。

 本資料は、セキュリティ被害を現代の“災害”とみなして、セキュリティ対策を行うための解説書である。5つの自然災害対策をそれぞれセキュリティ対策に置き換えて説明する。中でも、災害が起こっても影響を最小限に抑えられる「免震構造や雷サージ対応など」は、セキュリティにおいては「仮想化/隔離技術」だとし、不審なファイルが動いてもPCに実害を与えない隔離技術について詳しく解説を加えている。