資料の紹介

 コロナ禍によりデジタルで完結する消費者行動が加速した。中でも決済関連は急速に伸びている。大手コンサルティング会社の調査によると、約4分の1の消費者が銀行のWebサイトやモバイル決済アプリを利用する傾向が高まったという。

 モバイル決済にはクラウドサービスが欠かせない。だが業務アプリケーションの老朽化や古いビジネスモデルなどにより、DX(デジタルトランスフォーメーション)で後れを取っている金融機関は少なくない。金融に関するニーズが変化する一方で、銀行が旧来のシステムに固執していては消費者にそっぽを向かれてしまう。

 本資料は、世界各国の金融業界におけるDX事例をまとめたものだ。欧州、米国、南米、アジアなどグローバル規模で“デジタルファースト”のアプローチは標準となっている。例えば、フランスのMy Money BankはERP(統合基幹業務システム)をクラウドベースに刷新し、5日以内の決算処理や財務報告プロセスの自動化を実現。その結果、「すべての財務機能にわたってデータを見ることができ、意思決定の強化につながった」という。金融業界に限らず、システムのモダナイゼーションに悩むIT担当者のヒントとなるだろう。