バルコは、「没入型プロジェクションVR(バーチャルリアリティ)システム」を販売している。
この製品は、従来使用されているヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)とは異なり、複数のスクリーンにプロジェクターからの映像を投影し、複数人で同時にバーチャル画像を共有してレビューなどの設計プロセスを行うためのものである。
参加者は、軽量の3Dメガネをかけるだけで、お互いの姿や表情を見ながら議論を進めることができる。
プロジェクションVRを導入することで、設計プロセスの初期からグループの複数⼈で⾼精度のレビューを実施できるので、設計の品質向上や、⼿戻りで⽣じるコストの削減につながる。