ポイントはここ!

■車両には3Gの通信モジュールを搭載、運転者にはLTEのスマートフォンを配布
■サーバーへの経路は完全冗長化で信頼性を確保、接続先の収容局まで分散

日本通運

 日本通運は2014年7月、国内の運行管理システムと作業管理システムを統合した新システム「オペレーション支援システム」の本格運用を開始した。運転車両に通信モジュールを搭載することで位置情報や運転状況をリアルタイムで把握するほか、運転者や作業者に配布したスマートフォンで勤怠や作業の進捗状況なども確認できるようにした(図1)。導入した運行記録計(通信モジュールと連動)とスマートフォンはそれぞれ約1万台。

図1●日本通運が2014年7月に本格運用を開始した新システムの概要 
車両に搭載した通信モジュールと運転者に配布したスマートフォンにより、作業の進捗をリアルタイムに把握できるようにした。業務効率化や安全性向上などの効果を見込む。
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 新システムの狙いは、業務の効率化やサービス品質の向上である。運転者は業務報告の手間が減ると同時に、管理者は収集・蓄積したデータを顧客の問い合わせ対応や作業計画の立案などに役立てられる。安全運転の向上や燃費の削減、災害発生時の迅速対応などの副次的な効果も見込んでおり、最終的にはサービスの総合力を高めることで競合他社との差異化につなげていく考えである。

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