データセンター向け事業に力を入れる中国レノボ。2017年3月にデータセンター組織を再編し、グローバルで一貫した経営体制にすることで競争力を高める狙いだ。ハイブリッドクラウド、高性能コンピューティング(HPC)、人工知能(AI)といった技術に必要となるITインフラを顧客企業に展開する。データセンター向け事業を率いるカーク・スカウゲン(Kirk Skaugen)データセンター事業担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントに、レノボがデータセンター向け事業に注力する理由や今後の戦略について聞いた。

(聞き手は佐藤雅哉=日経コンピュータ

レノボのカーク・スカウゲン(Kirk Skaugen)データセンター事業担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント
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レノボが今後、注力する事業について教えてほしい。

 レノボはデータセンター向け事業に注力している。当社は2014年に当時、世界で第3位のサーバー事業だった米IBMのx86サーバー事業を買収した。現在はサーバー製品だけに限らず、ストレージやネットワークを合わせて世界でトップクラスのデータセンター向け製品のプロバイダーとして活躍している。業界の中で最も信頼される企業になるのが目標だ。

 顧客企業には世界最大手の小売業や銀行、自動車企業などが含まれる。Fortune誌のトップ500企業にランクインした企業のうち66%がレノボ製品を新規導入している。

データセンター向け事業を刷新

 当社はこの分野で強い地位を築いており、調査会社の米テクノロジー・ビジネス・リサーチ(TBR)が実施した2016年上半期の顧客満足度調査では1位を獲得した。x86サーバー事業でも1位の信頼性を得ている。

 ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)やソフトウエア・デファインド・インフラストラクチャー(SDI)の分野でも、当社は日本で数々の成功を収めている。大手の自動車メーカーを顧客に抱えているのもその一つだ。

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