米アマゾン・ドットコムが2018年7月26日に、ディスプレイ付きスマートスピーカー「Echo Spot」を日本で発売した。同社のスマートスピーカー「Amazon Echo」の音声応答機能に加えて、ディスプレイからの応答も可能にした。

 スマートスピーカーはAI(人工知能)アシスタント機能により、話しかけるだけで調べ物や、家電の操作、音楽の再生など、さまざまなアプリケーション(「スキル」と呼ぶ)を実行してくれる。ここに小型ながらもディスプレイが付いたことで利便性は大きく高まり、提供できるスキルの種類や機能が多様化する。スマートスピーカーのスキルを数多く開発してきたエキサイトのビジネス開発本部 シニアコンサルタント 小幡進氏にスマートスピーカーの可能性とビジネス活用を聞いてみた。

 Echo Spotは、Amazonが開発したAIアシスタント「Alexa」を搭載したスマートスピーカー「Amazon Echo」にディスプレイが付いた製品だ。小幡氏は「それだけでスマートスピーカーに対するイメージがガラッと変わりますよ」と話す。

エキサイト ビジネス開発本部 シニアコンサルタント 小幡進氏
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 実際、スマートスピーカーに画面が付いたことの効果は大きい。ユーザーの音声による指示に対する返答が、目視可能なテキストや画像としてディスプレイに表示されるからだ。音声では最初から最後までシーケンシャルに聞き取ることが基本だったが、視覚的要素が加わったことで確実性が高まり、画面を操作することで最後まで音声を聞かなくても処理をするショートカットも可能になる。

 例えば、天気予報。これまでは音声の予報に耳を澄まし、自分の居住地の予報まで待つ必要があるが、ときにうっかり聞き逃してしまうことがあった。ディスプレイ付きなら、自分の地域の予報を「目で見て」確認できる。

天気予報のスキルは直径2.5インチの液晶画面に、居住地の天気や気温などを表示する
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