NTT東日本の「ロボコネクト」は、クラウドと連携して動作するコミュニケーションロボットシステムである。デスクトップ型の小型コミュニケーションロボット「Sota」のほか、Sotaとの対話に必要な音声認識サーバーや音声合成サーバーをクラウド型で提供する。
Sotaは、プレゼンテーションや会話アプリケーションなどに利用できる。具体的な活用シーンとして、小売業では商品のプロモーションや売場案内、金融業では窓口での受付業務の補助、観光業界では地域の観光案内、などがある。
ロボコネクトの機能は、音声読み上げと仕草を交えた、PowerPointのプレゼンテーション、おしゃべり(音声認識と発話によるコミュニケーション)のほか、内蔵カメラによる写真撮影や、内蔵カメラとマイクを利用したテレビ電話などがある。
これらの機能はAPIを介して利用できるので、任意のアプリケーションから、コミュニケーションロボットを利用できる。自社ブランドでのサービス提供を希望する企業向けには、OEMで提供する。
ロボット「Sota」の仕様は、以下の通り。サイズは高さ280×幅140×奥行き160ミリメートルで、重さは約800グラム。インターフェースは、無線LAN、USB×2、電源コネクタ。電源はACアダプタ(12V 4A)。入出力は、カメラ、マイク、スピーカー、LED(両目×2、口×1、電源ランプ×1)、スイッチ(電源ボタン×1、音量ボタン×2)。カラーバリエーションは3色(ネイビー、ライトブルー、オレンジ)。
ロボコネクトの概要
用途と機能 | クラウド型で動作するコミュニケーションロボットのシステム。デスクトップ型の小型コミュニケーションロボット「Sota」に加えて、ロボットとの対話に必要な音声認識サーバーや音声合成サーバーをクラウド型で提供する |
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ロボットの用途 | プレゼンテーションや会話アプリケーションなどに利用できる。具体的な活用シーンとして、小売業における商品のプロモーションや売場案内、金融業における窓口での受付業務の補助、観光業における地域の観光案内、などがある |
ロボットの機能 | 音声読み上げと仕草によるPowerPointのプレゼンテーション、音声認識と発話によるコミュニケーション(おしゃべり)、内蔵カメラとマイクを使った人間同士のテレビ電話、内蔵マイクによる写真撮影、など |
アプリケーション連携 | APIを用意している。任意のアプリケーションから、コミュニケーションロボットを利用できる |
ロボットのサイズ | 高さ280×幅140×奥行き160ミリメートル |
ロボットの重さ | 約800グラム |
ロボットの入出力 | カメラ、マイク、スピーカー、LED(両目×2、口×1、電源ランプ×1)、スイッチ(電源ボタン×1、音量ボタン×2) |
ロボットのインタフェース | 無線LAN、USB×2、電源コネクタ |
ロボットの電源 | ACアダプタ(12V 4A) |
カラーバリエーション | 3色(ネイビー、ライトブルー、オレンジ) |
価格(税別) | ■デスクトップ型ロボット「Sota」の本体が14万5000円、契約料が1ユーザーあたり800円、サーバー登録料が1ライセンスあたり1000円 ■月額利用料は、1ライセンスあたり月額3000円 ■ロボットとの対話に必要な「音声認識」サーバーや「音声合成」サーバーへのアクセス回数の上限は、1日あたり1000回、1カ月あたり1万回。アクセス回数の上限を1単位(1日あたり1000回、1カ月あたり1万回)ごとに追加できるオプションサービス「対話回数追加オプション」は、1単位あたり月額2000円 |
発表日 | 2017年12月21日(ロボコネクトSota連携API) |
提供開始日 | 2017年12月22日(ロボコネクトSota連携API) |