NTTコミュニケーションズの「Semantic Search Engine “COTOHA Chat & FAQ”」は、自然な文章で入力した質問の意味するところを汲み取って回答を探すFAQエンジンである。SaaS型クラウドサービスとして提供する。企業のWebサイトのFAQ(よくある質問と、その回答)コンテンツに、自然語検索を実装できる。

Semantic Search Engine “COTOHA Chat & FAQ”の概要
(出所:NTTコミュニケーションズ)
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 Webサイトを訪れたエンドユーザーは、Webページに設置されたチャットボットや検索窓から、自然文で質問ができる。検索エンジンは、キーワード文字列に合致したFAQを表示する通常のキーワード検索と、入力した文章の意味を理解して検索キーワードを抽出する“意味検索”を併用する。意味検索のエンジンは米Inbenta製を採用した。

 意味検索によって、キーワードの表記のゆれを吸収したり、キーワードとキーワードの関係を考慮した検索ができる。例えば、「犬と一緒に旅したい」という質問に対し、「犬」という単語が含まれたFAQが無かった場合、「ペット連れの旅行」に関する回答を表示できる。このほか、「アメリカに電話したい」という質問に対して「国際電話」に関するFAQを表示できる。

 意味検索で使う辞書は、ユーザーに合わせた新たな学習は不要であり、すでに学習済みのものをそのまま使う。このため、検索対象のFAQコンテンツをシステムに登録するだけで、すぐに利用を始められる。この一方で、特定の質問文から特定のFAQが検索できなかった場合は、辞書を更新してこれらを結び付けるといったチューニングも可能という。

 FAQコンテンツは、質問と回答のペアをCSV(カンマ区切り形式)で表現したデータをクラウドにアップロードするか、またはクラウド側からユーザー企業のWebサイトのFAQページをクロールして取り込む。ユーザー企業側では、Webページにコードを追記することによってチャットボットや検索窓を実装できる。

Semantic Search Engine “COTOHA Chat & FAQ”の概要
用途と機能自然な文章で入力した質問の意味するところを汲み取って回答を探すFAQエンジン。企業のWebサイトのFAQ(よくある質問と、その回答)コンテンツに自然語検索を実装できる
提供形態SaaS型クラウドサービス
検索エンジンキーワード文字列に合致したFAQを表示する通常のキーワード検索と、入力した文章の意味を理解して検索キーワードを抽出する“意味検索”を併用する
意味検索の例「犬と一緒に旅したい」という質問に対し、「犬」という単語が含まれたFAQが無かった場合、「ペット連れの旅行」に関する回答を表示する
検索のインタフェースWebページに設置した検索窓またはチャットボット画面
FAQコンテンツの登録方法質問と回答のペアをCSV(カンマ区切り形式)で表現したデータをクラウドにアップロードするか、またはクラウド側からユーザー企業のWebサイトのFAQページをクロールして取り込む
価格定価はあるが非公開
発表日2017年1月31日
提供開始日2017年1月31日