オービックビジネスコンサルタントの「奉行クラウド」は、SaaS型クラウドサービスの形態で提供する基幹業務ソフトである。業務パッケージソフト「奉行シリーズ」を、パブリッククラウドであるMicrosoft Azureの国内2拠点(東日本、西日本)のデータセンターを介して提供する。

 提供する奉行シリーズは、中規模・小規模企業向けの「奉行iシリーズ」と、売上高5億円前後の小規模企業向けの「奉行Jシリーズ」の2つ。アプリケーションの種類は、2018年3月時点では、会計ソフトの「勘定奉行クラウド」と、給与計算ソフトの「給与奉行クラウド」の2つ。中規模企業向けの会計ソフトなら「勘定奉行クラウドi」になる。

 2018年秋以降には、「申告奉行クラウド」(法人税・地方税申告)、「固定資産奉行クラウド」(固定資産管理)、「商蔵奉行クラウド」(販売管理、仕入れ・在庫管理)、「人事部業クラウド」(人事管理)、「法定調書奉行クラウド」(法定調書)、の5つのアプリケーションを提供する予定である。

 奉行シリーズと比べた奉行クラウドの主な特徴は2つある。1つは、データ入力などを自動化できること。例えば、勘定奉行クラウドでは、領収書や入出金明細データを基に取引入力を自動化できる。

 もう1つは、外部の専門家と一緒にデータを参照・操作できる「専門家ライセンス」を標準で提供すること。勘定奉行クラウドでは、会計士や税理士がユーザーと一緒に会計データを参照・操作できる。給与奉行クラウドでは、社会保険労務士などと一緒に使える。

奉行クラウドの概要
用途と機能SaaS型クラウドサービスの形態で提供する、基幹業務ソフト。業務パッケージソフト「奉行シリーズ」をSaaS型で提供する
クラウド基盤Microsoft Azure。国内2拠点(東日本、西日本)のデータセンターを介して提供する
提供する
奉行シリーズ
■「奉行iシリーズ」(中規模・小規模企業向け)
■「奉行Jシリーズ」(売上高5億円前後の小規模企業向け)
提供する
アプリケーション
■勘定奉行クラウド(会計ソフト)
■給与奉行クラウド(給与計算ソフト)
■申告奉行クラウド(法人税・地方税申告、2018年秋以降)
■固定資産奉行クラウド(固定資産管理、2018年秋以降)
■商蔵奉行クラウド(販売管理、仕入れ・在庫管理、2018年秋以降)
■人事部業クラウド(人事管理、2018年秋以降)
法定調書奉行クラウド(法定調書、2018年秋以降)
奉行クラウドの
特徴
■データ入力などを自動化できる。例えば、勘定奉行クラウドでは、領収書や入出金明細データを基に取引入力を自動化できる
■外部の専門家と一緒にデータを参照・操作できる「専門家ライセンス」を標準で提供する
初期費用5万円
契約期間1年契約と5年契約の2通り
価格例(税別)勘定奉行クラウドは、1ユーザーあたり年額15万円
給与奉行クラウドは、1ユーザーあたり年額18万円
発表日2018年2月16日
提供開始日2018年2月23日