Pure Storage FlashBladeの外観と概要
(出所:ピュア・ストレージ・ジャパン)
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FlashBladeのブレードサーバー機(ノード)の構成
(出所:ピュア・ストレージ・ジャパン)
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 ピュア・ストレージ・ジャパンの「Pure Storage FlashBlade」は、オールフラッシュ型のファイル/オブジェクトストレージ装置である。ファイル共有プロトコルのNFSか、またはAmazon S3互換のオブジェクトアクセスAPIを使ってアクセスする。画像ファイルや文書ファイルといった大量の非構造化データに高速にアクセスするという需要に応える。

 ブレード型のストレージサーバー機(ノード)を増設することによって容量を拡張できる。各ノード上では、複数のノードにまたがった単一のストレージを運用できるようにする分散ストレージソフトを動作させている。ノード間接続やホスト接続に使う40Gビット/秒のイーサネットスイッチと合わせてキッティングしている。4Uのラックマウント型のきょう体に最大15台のノードを搭載する。

 ブレードサーバー機(ノード)は一から設計した。ストレージのソフトウエアやロジックを、Intel XeonベースのSoC(統合チップ)とARMコアを搭載したFPGA(現場でプログラム可能なゲートアレイ)で処理する。フラッシュメモリーはメイン基盤にPCI Express経由で接続されている。停電時などにフラッシュメモリーに書き込まれていないデータを保護するNVRAM(不揮発性メモリー)も積む。スイッチには10Gビット/秒×2本で接続する。

 分散ストレージソフトも一から開発した。複数ノードにまたがったストレージを実現でき、ノードを追加するスケールアウトによって性能や容量を拡張できる。高さ4Uのきょう体1台で最大15ノードまで拡張できるほか、きょう体を複数つなぐことによってノード数を増やせる(出荷当初、きょう体は2台までつなげられる)。重複排除やデータ圧縮、暗号化などのストレージ機能群は、ブロックストレージのFlashArray//mからコードを流用した。

Pure Storage FlashBladeの概要
用途と機能オールフラッシュ型ストレージ装置「Pure Storage」のラインアップの1つで、画像などの非構造化データの格納に適したファイル/オブジェクトストレージ装置
特徴ブレード型のノードを増設することによって容量を拡張できる。このための仕掛けとして各ノード上で分散ストレージソフトを動作させている
データへのアクセス方法■NFS(ファイル共有プロトコル)
■Amazon S3互換のオブジェクトアクセスAPI
今後、Windows標準のファイル共有プロトコルであるCIFSと、HadoopファイルシステムのHDFSの2つに対応予定
ノードのストレージ容量性能重視の8Tバイト版と、容量重視の52Tバイト版の2種類を用意した
容量シャーシ1台(ノード15台)で、8Tバイト版が132Tバイト(非圧縮時)、52Tバイト版が792Tバイト(非圧縮時)、約1.6ペタバイト(圧縮時)
処理能力NFSのI/O処理は、1秒当たり100万回
価格未定。1:3圧縮換算で1Gバイト当たり1ドル未満
発表日2016年5月24日
出荷日2016年後半