ユニアデックスの「FogStorage 分散ファイルサービス」は、情報漏えい対策の強化や可用性の向上を可能にしたファイルストレージソフトである。オンプレミス環境や各種クラウドサービス上にファイルストレージを構築できる。問い合わせ対応や容量拡張対応などの運用サービスがセットになっており、月額制で利用できる。

FogStorage 分散ファイルサービスの概要
(出所:ユニアデックス)
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 ファイルアクセス(CIFS/SMBまたはNFS)ができるファイルストレージ機能を提供する。IzumoBASEのSDS(ストレージソフト)である「IzumoFS」をベースにしている。Linuxを搭載した汎用のPCサーバーがストレージノードとなり、これを複数台つないだクラスタリング構成で運用する。

 特徴は、ファイルを複数のノードに分割して保存できることである。ファイルの分割方法として、情報漏えい対策のための「秘密分散保存」と、可用性を高めるための「レプリケーション分散保存」のいずれかを利用できる。共有フォルダ単位で、どちらの方法を使うかを選択できる。

 ファイルの分割方法の1つである秘密分散保存は、ファイルを8つに分割し、それぞれを別のノードに保存する。個々のファイルには冗長性を持たせてあり、8つの欠片のうち4つが揃えば元のファイルを復元できる。ある欠片が漏えいしても、4つ揃っていなければ復元できないため、セキュリティが保たれる。

 もう一つのファイルの分割方法であるレプリケーション分散保存は、ファイルのコピーを3つのノードに分割して保存する。ノードの1つが壊れてファイルを読めなくなっても、別の2つのノードに同一のファイルがあるので、ファイルを読むことができる。

FogStorage 分散ファイルサービスの概要
用途と機能ファイルストレージソフト。情報漏えい対策や可用性の向上を可能にした
提供形態ソフトウエアのライセンスに加えて、問い合わせ対応や容量拡張対応などの運用サービスをセットで提供する。これらを月額制で利用できる
ストレージの種類ファイルアクセス(CIFS/SMBまたはNFS)ができるファイルストレージ。IzumoBASEのストレージソフト「IzumoFS」をベースにしている。Linuxを搭載した汎用のPCサーバーがストレージノードとなり、これを複数台つないだクラスタリング構成で運用する
特徴ファイルを複数のノードに分割して保存できること。情報漏えい対策のための「秘密分散保存」と、可用性を高めるための「レプリケーション分散保存」のいずれかを利用できる。共有フォルダ単位で、どちらの方法を使うかを設定できる
価格非公開(月額制で利用できる)
発表日2018年5月21日
提供開始日2018年5月21日