Oracle Documents Cloud Serviceの画面
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ファイルをサムネイル表示でグリッド型に表示できるようにした
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 日本オラクルの「Oracle Documents Cloud Service」は、クラウド型で提供している企業向けのファイル共有サービスである。オフィス文書ファイルや画像ファイルなど企業ユーザーが業務でやり取りする非構造化データのファイル群をサーバー上で一元管理し、これを社員間で共有できるようにする。ファイル管理にはOracle Databaseを使っており、バージョン管理やアクセス履歴管理、ファイルの全文検索ができる。

 クライアントソフトとして、Windows向け、Mac向け、iPhone/iPad向け、Android向けのアプリケーションを用意している。また、REST APIを公開しているので、他のSaaSやPaaSなどのWebサービスからファイル管理機能を利用できる。さらに、SaaSと同等の機能を持つオンプレミス版のファイル管理ソフト「Oracle WebCenter Content」と組み合わせたハイブリッド型システムも構築できる。

 現行版では、使い勝手を強化した。ファイル一覧を拡張し、これまでのリスト表示に加えてサムネイル画像をグリッド型に縦横に並べて表示できるようにした。また、個々のファイルの内容をテキストで記述して表示する「説明ボックス」を利用できるようにした。管理者向けには、ユーザー管理やサービス制限、使用状況の閲覧などの機能に簡単にアクセスできるようにした。

 他のWebサービスとの連携も強化した。まず、Office 365からOracle Documents Cloud Service上のファイルを開いたり、Office 365からOracle Documents Cloud Serviceにファイルを保存したりできるようにした。いずれもOffice 365のメニューから利用できる。また、REST APIを利用するサンプルや、WADL(Web Application Definition Language)で記述したREST型Webサービスの定義ファイルを用意した。

Oracle Documents Cloud Serviceの概要
用途と機能クラウド型で提供している企業向けのファイル共有サービス
機能の詳細オフィス文書ファイルや画像ファイルなど企業ユーザーが業務でやり取りする非構造化データのファイル群をサーバー上で一元管理し、これを社員間で共有できるようにする。バージョン管理、アクセス履歴管理、ファイルの全文検索などが可能
現行版での強化点サムネイルやファイル説明文を表示できるようにするなど画面の使い勝手を高めた
Office 365と連携してファイルの保存先として選択できるようにするなど他のWebサービスとの連携を強化した
価格(税別)1ユーザー当たり月額1630円(最小25ユーザー)から
1アカウント当たりの初期容量は500Gバイト
アップロードするファイル単体の容量に制限はない
発表日2015年6月3日
提供開始日2015年4月