インフォテリアの「ブロックチェーン業務適用コンサルティング」は、ブロックチェーン技術を業務に適用するためのSIサービス。直近では、ブロックチェーン技術とQRコードを活用した文書改ざん検知システムの提供を開始した。
文書改ざん検知システムでは、文書の登録時にハッシュ値をブロックチェーンに記録しておき、QRコードを使って改ざんを検知する。モバイル端末向けの文書管理・配信サービス「Handbook」を基盤とする。簡単に改ざんを検知するための仕掛けとしてQRコードを利用する。
文書を登録すると、ハッシュ値をブロックチェーンに書き込み、文書データと改ざん検知用のQRコードをHandbookに格納する。QRコードをスマートフォンで読み込むと、Handbook上にある文書のハッシュ値とブロックチェーンに格納したハッシュ値を比較できる。相違がなければ改ざんされていないことになる。
文書改ざん検知システムを使えば、議事録や契約書、公文書など、あらゆる文書を対象に、改ざんの有無を手軽に確認できる。インフォテリアの自社活用事例として、取締役会の議事録を保存する使い方で2018年7月度の取締役会から導入している。
ブロックチェーン業務適用コンサルティングの概要
用途と機能 | ブロックチェーン技術を業務に適用するためのSIサービス |
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直近で追加したメニュー | ブロックチェーン技術とQRコードを活用した文書改ざん検知システム |
文書改ざん検知システムの概要 | 文書の登録時にハッシュ値をブロックチェーンに記録しておき、QRコードを使って改ざんを検知する |
文書改ざん検知システムの構成 | モバイル端末向けの文書管理・配信サービス「Handbook」を基盤とする。ハッシュ値の登録と管理にブロックチェーンを利用する。簡単に改ざんを検知するための仕掛けとしてQRコードを利用する |
QRコードによる検証 | QRコードをスマートフォンで読み込むと、Handbook上にある文書のハッシュ値とブロックチェーンに格納したハッシュ値を比較できる。相違がなければ改ざんされていないことになる |
価格(税別) | 300万円から |
発表日 | 2018年6月21日(文書改ざん検知システム) |
提供開始日 | 2018年7月2日(文書改ざん検知システム) |