Cloud Platform Suite R5の外観
Cloud Platform Suite R5の外観
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 NECの「Cloud Platform Suite R5」(CPS R5)は、垂直統合型システム「NEC Solution Platforms」を構成するシステム製品の1つで、プライベートクラウドの構築用途に特化したシステムである。ハードウエアとソフトウエアを組み合わせて事前に設計/検証/構築し、ドキュメントをまとめて提供する。仮想基盤サーバーや仮想化ソフトウエアなどの組み合わせのパターンを22種類用意し、柔軟に構成を選べるようにした。

 規模や目的に応じて3つのモデルを用意した。上位の「エンタープライズパッケージ」の最大構成はブレードサーバー(2Way)×64台で、搭載する仮想サーバー台数の目安は1408台(仮想サーバー1台当たりvCPU×1、メモリー4Gバイト時)。中位のベーシックパッケージの最大構成はラックマウント(2Way)×12台で、仮想サーバー台数の目安は264台。下位のライトパッケージの最大構成はラックマウント(2Way)×3台で、仮想サーバー台数の目安は66台。

 SDNコントローラーやSDNスイッチを搭載したSDNキットモデルも用意した。また、バックアップオプション(テープバックアップとディスクバックアップの2種類を用意。遠隔バックアップも可能)も用意した。

 ドキュメントとして、「CPS説明書」、「CPS利用の手引き」、「CPS運用ガイドライン」、を添付している。例えば、CPS利用の手引きの場合、CPSの機器設置からCPSを運用可能な状態とするまでの手順と設定例を、導入編、基礎編、応用編の3つで説明している。

 利用部門は、セルフサービスポータルを介して、仮想サーバーの利用申請や電源操作などの日常運用を、システム部門に依頼することなく直接行うことができる。これにより、利用部門の利便性が確保できるほか、システム部門の運用負荷を軽減できる。IT資源の使用状況をビジュアル表示することによって、仮想サーバーの追加/削除などのリソース管理を容易にしている。

Cloud Platform Suite R5の概要
用途と機能プライベートクラウド構築用の垂直統合型システム
ハードウエア構成仮想基盤サーバー機「Express5800シリーズ」(ブレードサーバーまたはラックマウントサーバー)、ストレージ「iStorage Mシリーズ」(各種)、管理サーバー機、など
ソフトウエア構成サーバー仮想化ソフト(上位モデルはVMware vSphere。中位と下位はVMware vSphereに加えてHyper-Vも選択可能)、リソース管理基盤ソフト「WebSAM SigmaSystemCenter」その他、など
価格(税別)エンタープライズパッケージ:3860万円から
ベーシックパッケージ:1300万円から
ライトパッケージ:220万円から
発表日2015年7月7日
出荷日2015年8月下旬