キヤノンITソリューションズの「IC3(アイシーキューブ)」は、WebブラウザとWebカメラを使ってオンライン会議ができるWeb会議ソフトである。クラウドサービスまたはオンプレミス型で利用する。クライアント機能はActiveXコントロールとして実装している。
複数のカメラ映像を1画面に合成できる。クライアント端末1台で、最大で4台のカメラ映像を合成して送信できる。これにより、会議やセミナー、研修などの場面で、話者の手元の資料や会場全体の様子などを同時に配信できる。情報量が増えることで、より対話がしやすくなるという。
複数のカメラ映像を1画面に合成できるようにした背景には、Web会議で、お互いの拠点の様子や反応などをリアルタイムに把握したい、という需要がある。従来のWeb会議ソフトの多くは、1台のクライアント端末に入力できるカメラ入力の数が限られており、話者以外の映像を見ることが難しかった。
IC3(アイシーキューブ)の概要
用途と機能 | WebブラウザとWebカメラを使ってオンライン会議ができる、Web会議ソフト |
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提供形態 | クラウドサービスまたはオンプレミス型で利用できる |
Webブラウザ環境 | クライアント機能はActiveXコントロールとして実装している。Internet Explorer 11、Firefox、Chrome、Microsoft Edgeなどを利用できる |
特徴 | クライアント端末1台で、最大で4台のカメラ映像を合成して送信できる。これにより、会議やセミナー、研修などの場面で、話者の手元の資料や会場全体の様子などを同時に配信できる |
価格(税別) | クラウドサービスを、10クライアント同時接続で1年間使う場合の初期費用が10万円から。利用料が年額100万円から |
発表日 | 2018年7月30日(Ver.11.05) |
提供開始日 | 2018年7月30日(Ver.11.05) |