富士通ビー・エス・シーの「FENCE-G V8」は、デバイスの利用を制限することによって情報漏えいを防止するセキュリティソフトである。情報の流出経路となる外部デバイス(USBメモリー、CD/DVDなど)、パソコンから参照可能なネットワーク上の共有フォルダー、プリンターへの印刷、---をそれぞれ制御する。ユーザー権限に応じて、それぞれの経路ごとにアクセスの可否を設定できる。例えば、社員に対してUSBメモリーを読み取り専用にするといった運用ができる。

FENCE-Gの概要(出典:富士通ビー・エス・シー)
[画像のクリックで拡大表示]

 現行版では、外部デバイスの制御機能を強化し、MTP(Media Transfer Protocol)方式で接続したスマートフォンも制御できるようにした。従来版の場合、USBメモリーと同じ大容量ストレージ(Mass Storage Class)形式で接続していた場合は制御できていたが、MTP形式で接続していた場合は制御できていなかった。今回これを改めたことで、MTP接続したスマートフォンに情報を書き込めないように制御できるようになった。

 現行版ではまた、個々のデバイスの違いを認識し、個々のデバイスごとにセキュリティポリシーを使い分けられるようにした。これにより、会社支給のスマートフォンには使用を許可し、私物には使用させないなど、同一種類のデバイスでも個別デバイスごとに使用可否を制御できるようにした。

 アクセス権限は、Windowsログオンアカウントに応じて自動的に切り替える。オプションにより、Active Directoryとの連携も可能。ソフトウエアの展開時には、インストール時にシリアル番号やインストール先フォルダーの入力などの各種設定を必要としないサイレントインストール化が可能。インストーラーを任意のサーバーに配置し、各利用者が実行することで簡単に導入できる。

FENCE-G V8の概要
用途と機能デバイスの利用を制限することによって情報漏えいを防止するセキュリティソフト
制御可能なデバイス(1)外部デバイス(USBメモリー、CD/DVDなど)
(2)パソコンから参照可能なネットワーク上の共有フォルダー
(3)プリンターへの印刷
主な特徴外部デバイスの制御機能として、大容量ストレージ(Mass Storage Class)形式のほかにMTP(Media Transfer Protocol)方式で接続したスマートフォンも制御できる
稼働OSWindows XP/Vista/7/8/8.1
価格(税込み)1アカウント6480円
発表日2014年9月17日
出荷日2014年10月1日