FortiAP-S321Cの外観
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 フォーティネットジャパンの「FortiAP-S321C」は、UTM(統合脅威管理)機能を搭載した無線LANアクセスポイントである。IEEE802.1x認証などの基本機能を備えた上で、自前でUTM機能を持つ。これを使えば、ゲートウエイ型のUTM機器を持っていないオフィスでもUTM機能を利用できる。

 アクセスポイントの外部から見た使い勝手はアクセスポイントそのものだが、アクセスポイントの内部ではUTM機能が動作し、アクセスポイントを介して通信するモバイル機器やパソコンをマルウエア感染から守る。アプリケーションレベルの制御を行えるように、高性能CPUと大容量メモリーを搭載した。

 提供するUTM機能は、ゲートウエイサーバー型のUTM機器と同様である。ウイルス対策やIPS(不正侵入防止)、URLフィルタリングなど、各種のセキュリティ機能で構成する。UTM機器と同様に、ウイルスのパターンファイルなどの配信を受けられる。

 アクセスポイントを容易に導入/運用できるように、アクセスポイントの管理サーバー機能をクラウドサービス「FortiCloud AP Network」として無償で提供する。FortiAP-S321CとFortiCloud AP Networkを組み合わせることにより、ユーザーサイトにアクセスポイントを配置するだけでUTM機能を含めてアクセスポイントを運用できるようになる。

FortiAP-S321Cの概要
用途と機能UTM(統合脅威管理)機能を備えた無線LANアクセスポイント
ユーザー認証IEEE802.1x認証、Web認証(Captive Portal)
主なUTM機能ウイルス対策、IPS(不正侵入防止)、URLフィルタリング、など
アンテナ6個
利用周波数5GHz帯(IEEE802.11a/n/ac)
2.4GHz帯(IEEE802.11b/g/n)
ネットワークポート1000BASE-T(RJ-45)
電源供給PoE給電
設置形態壁掛け、または天井設置
参考価格米国で700ドル
UTM機能を使う場合は年額15ドルが余計に必要
発表日2015年10月20日
出荷日2015年12月下旬