ネットアシストの「SavaMoni.」は、インターネットに接続したサーバーをリモートで監視するクラウドサービスである。死活監視(Ping)やサービス監視(HTTPやSMTP、DNSなど9種類の代表的なプロトコルの応答)を、リモートから定期的に実施する。監視結果はWebで閲覧できる。設定したしきい値をレスポンスが超えた場合に通知する機能も提供する。
特徴の1つは、サーバー監視設定を追加/削除/変更可能なWeb APIを用意していること。クラウドサービス上に用意したWeb管理画面をWebブラウザー経由で手動で操作しなくても、Web APIを介して監視設定を施せる。人手を介することなく、シェルスクリプトや運用管理ツールなどから自動的に監視設定を操作できる。
個々のAPIを使って、監視設定の追加、削除、変更、監視の停止、再開、監視設定の検索、一覧取得などができる。例えば、監視設定の追加や変更については、キーバリュー型のデータやJSON形式のデータをPOSTメソッドで渡すことで設定を変更できる。認証方法はWeb画面と同様にBasic認証で、HTTPヘッダーに認証情報を含めて使う。
もう1つの特徴は、サーバー5台まで無料で利用できること。有償のオプションを契約することで、監視台数の追加(10台追加)、監視間隔の短縮(標準の5分よりも短い3分間隔で監視)、電話(自動音声)による通知、などの上位サービスを利用できる。
SavaMoni.の概要
用途と機能 | サーバーのリモート監視機能をクラウド型で提供するサービス |
---|---|
主な監視機能 | 死活監視(Ping)、サービス監視(HTTPやSMTP、DNSなど9種類の代表的なプロトコルの応答) |
通知機能 | 測定したレスポンスがあらかじめ設定しておいたしきい値を超えた場合に通知 |
主な特徴 | サーバー5台まで無料で利用できる 運用管理ツールからWeb API経由で監視設定を追加/削除/変更できる |
価格(税別) | サーバー5台までは無料 監視台数の追加は、10台で月額5000円 監視間隔の短縮(標準の5分よりも短い3分間隔で監視)は、月額1000円 電話(自動音声)による通知は、月額5000円(通話料は1分当たり80円) |
発表日 | 2015年10月21日 |
提供開始日 | 2015年10月21日 |