SCSKの「CELF RPAオプション」は、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフトである。RPAソフトを社員1人につき1台分配付できるように、1台あたりの価格を抑えたとしている。前提として、エンドユーザーがWebアプリケーションを作成して運用できるクラウド型開発ソフト「CELF」の契約が必要。CELFのオプションとしてRPA機能を提供する。

開発環境であるCELFのアクションセット設定に追加される「ロボット」タブの中から、マウスのクリック操作、クリップボードのコピーなど、デスクトップアプリケーションの操作手順を再現するアクションをドラッグ&ドロップ操作で設定していくことができる
開発環境であるCELFのアクションセット設定に追加される「ロボット」タブの中から、マウスのクリック操作、クリップボードのコピーなど、デスクトップアプリケーションの操作手順を再現するアクションをドラッグ&ドロップ操作で設定していくことができる
(出所:SCSK)
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 最大の特徴は、RPAソフトを社員1人に1つ配付して個々の社員が自由に業務を自動化できるように、価格を1台あたり年額3万5000円と低く抑えたことである。背景には、費用対効果の観点から個人や部署単位で局所的にRPAソフトを導入しているケースが多く、個別業務でのRPAの活用が難しいという状況がある。

 Webアプリケーション開発機能(CELF)と、RPA機能(CELF RPAオプション)をあわせ持っていることも特徴である。これにより、RPAを適用しにくい業務に関しても、CELFによってシステム化することで業務を効率化できる。

 RPAで自動化する処理は、開発環境(CELF)の内部で簡単に設定できるとしている。マウスのクリック操作など、アプリケーションの操作手順を再現するアクションを、ドラッグ&ドロップ操作で設定していける。

 RPAで操作する対象を指定する手段として、同じ画像かどうかを認識する画像認識型のほかに、画面上の項目(テキストデータ、ボタン、入力ボックスなどのオブジェクト)を識別するやり方がとれる。Excelのセル上の文字列やWebサイトの文字列を取得するといった操作を、画像認識機能と比べて数十分の1の作業時間で設定できるとしている。

CELF RPAオプションの概要
用途と機能RPA(ロボットによる業務自動化)ソフト。前提として、エンドユーザーがWebアプリケーションを作成して運用できるクラウド型開発ソフト「CELF」の契約が必要。CELFのオプションとしてRPA機能を提供する
特徴■RPAソフトを社員1人につき1台分配付できるように、1台あたりの価格を抑えている
■Webアプリケーション開発機能(CELF)とRPA機能(CELF RPAオプション)をあわせ持つため、RPAを適用しにくい業務に関してもCELFによってシステム化することで業務を効率化できる
RPA操作対象の指定方法画像認識型およびオブジェクト認識型。同じ画像かどうかを認識する画像認識型のほかに、画面上の項目(テキストデータ、ボタン、入力ボックスなどのオブジェクト)を識別するやり方がとれる。Excelのセル上の文字列やWebサイトの文字列を取得するといった操作を、画像認識機能と比べて数十分の1の作業時間で設定できるとしている
ロボットのアクション一覧操作アクション
マウス操作座標/画像を指定してクリック
座標/画像を指定してダブルクリック
マウス押下/解放
ホイール回転
ドラッグ&ドロップ
カーソル移動
キーボード操作タイピング
キー押下/解放
文字貼り付け
アプリ・ウィンドウ操作アプリの起動
ウィンドウ切り替え
ウィンドウクローズ
クリップボード操作クリップボードから貼り付け
クリップボードにコピー
画像検索複数画像検索一括処理
画面項目操作・取得構造解析によるWebサイトとWindowsアプリの操作/情報取得
待機画像表示まで待機
XX秒間の待機
レコーディング操作の記録を開始/停止/再生
RPAオプションの稼働OSWindows 7/8.1/10。画面解像度として1024×768ドット以上が必要
価格(税別)■クラウド型のアプリケーション開発ツール本体(CELF)の利用料は、10ユーザーあたり年額17万5000円
■RPAオプションは、1台あたり年額3万5000円
発表日2018年11月26日(バージョン1.1.0)
提供開始日2018年11月13日(バージョン1.1.0)