「マルチギガビットイーサネット技術」は2015年の注目技術だ。既設のケーブルを利用して、2.5G/5Gビット/秒といった1Gビット/秒を超える通信を手軽に導入できる。今はまだ、業界団体による仕様しかない状況だが、イーサネットの仕様を定めているIEEEの802.3委員会でも「2.5GBASE-T」「5GBASE-T」として標準化作業が始まった。注目される理由は急速に発展してきた無線LANの高速化を生かせるからだ。既設の配線を流用しつつ高速化が可能になる。まずはマルチギガビットイーサネット技術が登場する背景を整理しよう。