Windows 10の新機能である「Cortana(コルタナ)」は、Windowsをより便利に、より使いやすくする可能性を秘めている。しかし現状、Cortanaは主に個人の私的な利用をターゲットにしているようだ。企業のビジネス用途で利用できる機能も一応あるが、積極的に活用できるかどうかと問われれば、現状では難しいかもしれない。今回はその現状と、機能の一元管理について見てみよう。

パーソナルアシスタント「Cortana(コルタナ)」とは

 「Cortana(コルタナ)」は、Windows 10およびWindows 10 Mobileで利用可能な新しいパーソナルアシスタントである。2015年7月にリリースされたWindows 10から提供されているが、日本語および日本地域への対応は2015年11月リリースのバージョン1511(ビルド10586)からとなっている。

 Windows 10でCortanaを利用すると、音声または文字による入力指示で、ユーザーが必要とする情報を取得して読み上げさせたり画面に表示させたりできる。カレンダーやメール、アラームなどのアプリ※との連携、ニュースやファイナンス情報、天気予報、地震情報などの入手、フライト情報の問い合わせ、Microsoft EdgeおよびBingを使用した検索といったことが可能だ(写真1)。また雑談や冗談で楽しませてくれたり、ユーザーの好みを学習してやり取りの精度を高めたりする機能を持つ。

写真1●Cortanaに今週の予定を聞いたところ。Cortanaは、カレンダーアプリから予定を取得する。音声による予定の追加も可能
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※Windows 8から利用可能になったストアアプリ。ユニバーサルWindowsアプリとも呼ばれる。従来のデスクトップアプリケーションとは異なる

 現在は、iOS向けとAndroid向けのCortanaアプリも、それぞれのアプリストアを通じて無料提供されている(2016年5月末現在、iOS版のみ日本語に対応)。なお、新機能が追加されないWindows 10 Enterprise LTSB(Long Term Servicing Branch)エディションでは、WebブラウザーのMicrosoft Edgeと同様、Cortanaも提供されない。

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