通信事業者が提供するWANサービスとIP電話は料金低下の傾向が引き続き進行中だ。今回の調査では、WANやIP電話サービスについても年間の支出総額がこの3~4年でどう変化したか、その割合を聞いている。

WANサービスの支出額、全体では減少傾向

 WANサービスの支出額は増えた企業と減った企業がまだら状態にあるが、全体では「20%未満の減少」「20~40%未満の減少」をピークに減少傾向となった(図20)。

図20●回線サービスへの投資額の変化
WANとIP電話ともに投資額が減少傾向にあるが、IP電話の方が下落傾向が大きい。平均の増減率はWANが3.2%の減少、IP電話が11.0%の減少だった。
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 支払額が増えた企業の割合は9.9%、減った企業は22.1%である。ただ、支出額があまり変わらなかった企業が68.0%と最も多かった。

 変化の割合とは別に回答を得たWANサービスへの2014年の支出額は1社平均1832万円だった。2013年の1932万円から5.2%の低下である。

 一方のIP電話は、支払額が増えた企業の割合9.1%に対して、減った企業が49.1%と圧倒的に多い(図20の下)。減った割合は「20~40%未満」に強いピークがあった。あまり変わらなかった企業も48.1%で、平均の変化率は11.0%の減少となった。

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