PC用のペン。上からワコムの「Bamboo Ink」、米シナプティクス(Synaptics)製のペン、台湾EETI製のペン、ワコムのEMR方式を採用したペン
(撮影:塩田 紳二)
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 最近のWindowsタブレットや2in1は、ペンを利用できるようになっているものが少なくありません。筆者はペンが使えることをPC購入時の条件としているため、今使っているほとんどのPCがペンに対応しています。

 こうしたペンは、内部に電子回路を持つ「アクティブペン」と、電子回路を持たない「パッシブペン」の2種類があります。現在はアクティブペンが大半で、これはPCのタッチパネルを利用してペンの位置を検出する仕組みです。PC側は、ペン対応と(指による)タッチ対応の両方をまとめてできるため、パッシブペンに比べコストが低いという特徴があります。ペンのメーカーとして有名なワコムは、バッテリー不要(PC側から磁気で電力の供給を受ける)のEMR方式のアクティブペンが主力でしたが、現在はバッテリーを使うES方式の製品も製造しています。

 アクティブペンには、充電可能な2次電池で駆動するものと、乾電池で駆動するものがあります。どちらかというと、乾電池で駆動するものの方が多いと思います。2次電池で駆動するペンは充電用端子が必要で、バッテリーのサイズも関係しているからだと思いますが、ペンが大きくなりがちです。では乾電池駆動の方がよいかというと、そうとも言い切れません。この電池は、米国規格のAAAA(フォーエーということが多いようです)と呼ばれる形状のものがほとんどだからです。

 AAAA乾電池は、俗に「単6型乾電池」と呼ばれています。俗にと言っているのは、日本の円筒形をした乾電池の規格が単1~単5までしかないからです。つまり日本の規格にない電池なので、コンビニなどで簡単に入手することはできません。筆者は主に、アマゾンジャパン(Amazon.co.jp)などの通販サイトを利用して入手していました。

左から単3乾電池、単4乾電池、AAAA乾電池
(撮影:日経 xTECH)
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 このAAAA乾電池は、ペンにも依存しますが、電池の寿命がかなり短いように感じます。ペンの使用量にも影響されますが、それほど利用していなくても2~3カ月程度でバッテリーが尽きてしまいます。利用していないときにも、電力を消費しているのかもしれません。

 PCで使われているアクティブペンは複数の方式があるのですが、主要なものは以下の3種類です。

  • 米マイクロソフト(Microsoft)の「Microsoftプロトコル(旧N-Trig方式)」に準拠したもの
  • ワコムの「アクティブES方式」に準拠したもの
  • 米シナプティクス(Synaptics)の「ClearPad/Multi-Function Pen」に準拠したもの

 筆者の手元には、この他の方式を採用した台湾EETIのペンもあります。上記のいずれに準拠したペンも、AAAA乾電池を使用します。

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