イスラエルのAppsFlyerは、モバイルアプリケーションの開発企業に向けたマーケティング支援サービスを手掛けている。キャンペーン広告を契機にモバイルアプリケーションをインストールした消費者のその後の行動を、モバイルアプリケーションに組み込んだ専用の計測ライブラリーを使って測定し、キャンペーン広告の効果などを分析する仕組みを提供する。

 サービスは、iOS/Androidアプリケーションに組み込むライブラリー(SDK)と、インストールに至った経緯やインストール後の行動を分析/可視化するWebポータルで構成する。SDKを組み込むモバイルアプリケーションには、モバイルゲームのほか、飲食店や動画配信などの専用アプリなどがある。インストール後の行動を把握したいケースに向く。

 AppsFlyerはサービスを、グローバルで展開している。開発元のイスラエルをはじめ、米国、中国、韓国、タイ、インド、欧州などを経て、日本は8カ国めに当たる。日本では現在、日本法人の設立に向けてマーケティング活動に注力している。AppsFlyerで日本のカントリーマネージャーを務める大坪直哉氏に、同社のサービスの全体像と狙いを聞いた。

(聞き手は松本 敏明=ITproマーケティング、記事構成は日川 佳三)


AppsFlyerは、モバイルアプリの広告効果を測定するサービスを提供している。具体的に何ができるのか。

イスラエルのAppsFlyerで日本のカントリーマネージャーを務める大坪直哉氏
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 モバイルアプリケーションの開発会社は、消費者にモバイルアプリケーションをインストールさせるためにキャンペーン広告を打つ。AppsFlyerは、このキャンペーン広告の効果を測定するためのサービスを提供する。どの広告がインストールにつながったのかが分かるほか、アプリケーションに組み込む専用のライブラリー(SDK)によって、インストール後の行動も計測する。

 実際の使い方はこうなる。モバイルアプリケーションの開発会社は、AppsFlyerのライブラリーをアプリケーションに組み込んでおく。アプリケーションの広告を出稿する際にAppsFlyerの管理画面で、広告に貼り付けるためのリンクURLを生成し、このURLをFacebookやGoogleなどの広告メディアに入稿する。これにより、インストールされたかどうかを把握したり、インストール後のアプリケーション内での行動を把握できるようになる。

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