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写真●「鮨 竹半 若槻」の若槻剛史店主。東京恵比寿の人気寿司店を切り盛りする

 時間に追われ、運営の手間に悩む飲食店をITで支援しようと、さまざまな企業が立ち上がっている。中でも多くの飲食店経営者が「我々の悩みをよく分かっている」と太鼓判を押すサービス。それが「トレタ」だ。

 それもそのはず。運営会社の中村仁代表取締役は食の現場と最新ITの両方を熟知する希有な人物。人気とんかつ店を世に送り出し、食に関するソーシャルサービスも立ち上げた実績で知られる。自らの経験から飲食店の現場が本当に求めている理想的なITの活用法を追求したのがトレタだからだ。実際に使い倒している事例から、人気の秘密がどこにあるのかを探った。

大学ノートでの管理がパンク寸前に

 東京・恵比寿。アパレルショップなどが立ち並び若い男女が行き交うこの町に、寿司店「鮨 竹半 若槻」がある。ミシュランガイドにも掲載されている名店で、星は付かないもののコストパフォーマンスは高い「ビブグルマン」として認定されている。当然、毎日ひっきりなしに予約の電話がかかってくる。

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写真●トレタは、飲食店向けに作られた予約のための専用クラウドサービスだ

 「昨年の春ごろまでは、大学ノートに予約を書き込んでいた。ただ件数が急増しパンク寸前だった」。店主である若槻剛史氏は、トレタ導入前をこう振り返る。

 問題は、大学ノートが顧客台帳としても重要な役割を担っており、4人の職人と2人のアルバイトが自分の仕事のためにそれこそ奪い合うようになってしまったことだった。

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