前編に続き、米セールスフォース・ドットコムが2017年6月に発表した「Einstein Account-Based Marketing(Einstein ABM)」について、同社エグゼクティブバイスプレジデント&ゼネラルマネージャー Sales Cloud担当アダム・ブリッツァー氏に話を聞いた。

 後編の今回は、既にあるABM関連サービスに対するセールスフォースの考え方や米国でのABM導入動向も聞いている。さらにセールスフォースに買収されたPardot社の創業メンバーであるブリッツァー氏に、Einstein ABMによってよりSales Cloudと接近するPardotの今後を質問した。

(聞き手は松本 敏明=ITproマーケティング、
記事構成は冨永 裕子=ITアナリスト)

米セールスフォース・ドットコムのエグゼクティブバイスプレジデント&ゼネラルマネージャー Sales Cloud担当アダム・ブリッツァー氏
(撮影:松本 敏明)
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PardotとSales CloudのUIは融合していく

 Einsein ABMがBtoBマーケティングのためのソリューションであるとすると、UI(ユーザーインタフェース)はどうなるのか。言い方を変えると、どのツールから担当者はEinsein ABMの機能を使うことになるのだろうか。

 この質問に対するブリッツァー氏の答えは「基本的にSales Cloudが中心となる」というものだった。マーケティングオートメーション(MA)である「Pardot」からデータをSales Cloudに供給し、セールスはSales Cloudの中でデータを運用するという。

 様々な製品機能で構成するEinstein ABMは、ユーザーにシームレスな体験を提供していく。「UIは徐々に融合していくだろう」(ブリッツァー氏)と方向性を示した(図3)。これまでPardotを使っていたマーケティング担当者も、今後はSales CloudからPardotのデータにアクセスする機会が増えるという。

図3●Einstein ABMの構成要素
(出典:セールスフォース・ドットコム)
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