2016年5月、芸能人のSNSなど数百に上る他人のアカウントに不正侵入した男性が逮捕された。驚くべきは、不正に入手したパスワードはすべて推測で当てていた点。パスワードがしっかり管理されていても、推測でバレてしまい、アカウントが乗っ取られ、自分の個人情報はすべて流出してしまう。さらに自分のふりをした書き込みが、偽サポートやウイルスの配布に利用される可能性もある(図16)。

パスワードがバレて「なりすまし」の被害に
図16 パスワードがバレると、自分の個人情報が盗まれるのに加え、自分のふりをして偽の書き込みをされる。自分を信用してリンク先を訪れた知り合いにも、被害が及ぶ危険がある
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 これを防ぐには、ありがちな文字列や、プロフィールなどに関連した言葉を使わない、複雑なパスワードにすること(図17)。また、パスワードを使い回さないことも重要だ(図18)。

推測で見破られるパスワードは意外に多い
図17 2016年5月に発覚した事件では、パスワードを推測するだけで100人以上の芸能人のSNS アカウントに不正侵入していたという。パスワードを厳重に管理していても、推測により見破られてしまっては台無しだ
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図18 複数のサービスで同じパスワードを利用していると、すべてのサイトが見破られたことになってしまう。パスワードの使い回しが危険といわれるのはこのためだ
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