「コンテンツマーケティング」とは、見込み客などが求める情報に関わるコンテンツを提供することで、サイトに集客をしたり購買意欲を高めたりするマーケティング手法である。多くの企業がその重要性を以前から理解していたが、ここ最近のB2Bビジネスでその傾向が顕著に表れている。

 特に企業がコンテンツマーケティングに対する投資に積極的なことが見えている。米コンテンツマーケティング協会が『B2B Content Marketing 2019』と題して、米国のB2B企業を対象に実施した年次調査のレポートからその一端が見える。

 この調査によれば、「半数の企業が2019年に、2018年よりもコンテンツマーケティングに対する予算を増額させる」と回答した。この意向は、現時点で自社のコンテンツマーケティング戦略が成功しているか否かにかかわらないという。

 コンテンツマーケティングがこれまで以上に注目されているのは、「実際に効果がある」と企業が認めたからに他ならない。米Clutch社が2018年9月に発表したデータでは、「ビジネスユーザーの67%が(購買する側から見ても)コンテンツマーケティングは有用だと回答している」と指摘した。

 しかも「有用だと回答した中の半数以上(55%)は、コンテンツマーケティングをきっかけに企業(またはブランドやサービス)に接する」という。そして「そのうちの86%(全体の47.3%)は実際に購買に至る」との結果も出ている。

 とはいえ、コンテンツマーケティングで簡単に結果を出せるものではないことは心しておくべきだろう。成功している企業ばかりではなく、あまり良い結果を残せていない企業もある。

 先ほどの『B2B Content Marketing 2019』は、成功した企業が実践したノウハウをいくつか掲載している。「コンテンツマーケティングに関する戦略をきちんと文書化する」、「コンテンツマーケティングの目的に合わせてペルソナ(架空の人物として整理した、対象とする顧客像)を設定する」、「ROI(投資対効果)をきちんと測定する」といったことだ。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。