大和ハウス工業は社員約1万5000人を対象に、勤怠のきめ細かい管理で長時間残業の削減を図っている。6年以上の取り組みで最も特徴的なのが、同社の勤怠システムにある「スケジュール登録」という項目だ。

大和ハウス工業人事部の山下裕次長
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 同社の勤怠管理システムでは、一般的な出退勤の時刻の登録だけでなく、個々の社員が各営業日にどのような仕事をしているか、それぞれの作業時間を含めてあらかじめ詳細に登録させている。「午後4時~6時:○○業務、午後6時~8時:△△業務」といった具合だ。

 業務が時間外や休日に及ぶ際は、残業申請や休日出勤申請手続きとともに、上述のスケジュール登録に具体的な業務内容を入力する必要がある。未登録のまま残業や休日出勤をしようとすると、業務用PCの画面いっぱいに警告を表示して登録を促す。警告画面は消しても5分ごとに繰り返し表示され、30分経過するとPCがシャットダウンする仕組みだ。

 こうすることで、上司は部下が何の業務で残業しているのか把握しやすくなるし、社員も個々の作業にどの程度時間がかかりそうか自分で考え、ダラダラと残業するのでなく退勤時刻の目標を定めて作業するようになる。

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