アイ・ティ・アール(ITR)は2017年12月12日、国内のSIEM(Security Information and Event Management)市場規模推移と予測を発表した。国内SIEM市場の2016年度の売上金額は39.8億円、前年度比13.7%増となった。

SIEM市場規模推移および予測
(出所:アイ・ティ・アール)
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 SIEMは、あらゆるデータを収集して可視化/分析するソフトウエアプラットフォームである。これにより、インシデント発生時の迅速な対応や、不正の予兆の発見、従来であれば発見が困難な高度化した脅威の発見、などが可能になる。

 SIEMは従来、コンプライアンス支援の目的で導入が進んできた。近年では、サイバー攻撃対策や、インシデントの調査や原因分析、情報漏えい対策といった目的での導入が増えている。

 サイバー攻撃対策への需要が引き続き拡大することから、SIEM市場は2016~2021年度のCAGR(年平均成長率)で10.6%と伸びる。

 今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート『ITR Market View:情報漏洩対策市場2017』に詳細を掲載している。同レポートには、エンドポイント暗号化、IRM(Information Rights Management)、データベース監査・保護、UEBA(User Entity Behavior Analytics)など全9分野を対象に、国内42ベンダーへの調査に基づいた2015~2016年度売上げ実績および2021年度までの売上げ予測を掲載している。

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