アイ・ティ・アール(ITR)は2017年11月30日、国内のWeb改ざん検知/変更管理市場の規模の推移と予測を発表した。国内Web改ざん検知/変更管理市場の2016年度の売上金額は14.4億円で、前年度比17.1%増となった。

Web改ざん検知/変更管理市場規模推移および予測
(出所:アイ・ティ・アール)
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 近年、Webサーバー(Apache)の脆弱性をついたWeb改ざん事件が増加傾向にある。標的型攻撃対策の1つとして、ITシステムへの変更を管理・可視化し、改ざんされたシステムやWebサイトを早期に復旧することが重要となっている。

 こうした背景から、被害状況の正確な把握と改ざんの原因究明を目的とした、Web改ざん検知/変更管理製品へのニーズが高まっている。同市場のCAGR(2016~2021年度)は13.1%と、高い伸びを予想しているという。

 ITRでは、昨今の高度なサイバー攻撃に対しては、アタックサーフェス(攻撃されるポイント)をできる限り削減する脆弱性管理などの対策と、攻撃されることを前提としたダメージコントロールとレジリエンス力(回復力)対策が求められているとしている。

 今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート『ITR Market View:サイバー・セキュリティ対策市場2017』に詳細を掲載している。同レポートには、ファイアウォール/UTM、WAF、DDoS対策、ネットワーク/プラットフォーム脆弱性管理など全10分野を対象に、国内45ベンダーへの調査に基づいた2015~2016年度売上げ実績および2021年度までの売上げ予測を掲載している。

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